期末の残高が、期首の残高に入金を足し出金を引いた額と合わない
closing-balance-mismatch既定で動く日本語 / 英語
当月末残高が、前月末残高 + 入金合計 − 出金合計 と合わない所
例
直し方
初めの残高、入金と出金の合計、終わりの残高のどれが正しいかを確かめて、ほかを直してください。
なぜ指摘するのか
預金の取引明細のまとめでは、当月末残高は、前月末残高にお預入れ合計を足し、お引出し合計を引いた額です。読む人は残高を見て、足し引きし直しません。取引を直したのに残高を直さなかったとき、前の月の明細から写したとき、数字を打ち間違えたときに食い違います。同じ表か同じ節に、初めの残高(前月末残高)、入金の合計(お預入れ合計)、出金の合計(お引出し合計)、終わりの残高(当月末残高)の名前が一つずつあり、それぞれに金額があれば、終わりの残高を足し引きと比べます。表では、見出しの行に四つの名前が並ぶ表は行ごとに、一列目に四つの名前が並ぶ表は列ごとに比べます。表の外では、節(見出しから次の見出しまで)の「前月末残高:412,350円」のような名前と金額だけの行を読みます。どの語が四つのどれかは、言語パッケージの語彙表 closing-balance-label にあります。通貨の印が付いた金額は一円(一セント)まで合わなければ言います。千円の単位の金額や印の無い数は丸めてあるかもしれないので、最後の桁の二つ分までのずれは言いません。名前の後ろの日付の括弧(2026年6月30日時点)は単位として扱わず、単位の無い数は、列の見出しが単位の語(ポイント)ならその単位で読みます。
指摘しないもの
四つの名前のどれかが無い表や節、同じ名前が二度ある表の列や節、名前が別々の表や節にあるもの、四つの単位が違うもの(円とドル、千円と円)、数でない金額(—、▲、マイナスや括弧の付いた値)は比べません。日付・お預入れ・お引出し・残高の列が並ぶ取引の表は、行ごとの残高を running-balance-mismatch が見るので、ここでは読みません。文の中の金額(「当月末残高は452,220円です」)や、語彙表に無い名前(前回ご請求額、ご利用残高)は読みません。足し引きがマイナスになるときも言いません。
止める・ゆるめる
技術的な情報
- 層
- L3
- 状態
- 安定
- 重さ
- 注意
- 対象の言語
- 日本語と英語
- 向いている文章
- business, technical, blog, legal, docs, academic, literature, speech
強さ(段階)
chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。
| strict | エラー |
|---|---|
| normal | 注意 |
| relaxed | 情報 |
このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。
ジャンルごとの動き
- 既定で動くジャンル
- technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes, legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper, speech/address, speech/transcript
- このルールを止めるジャンル
- literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play
指摘の文
「{written}」は、初めの残高に入金を足し出金を引くと {expected} です
このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/closing-balance-mismatch.yaml