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比べる相手の無い比較

comparative-without-baseline既定で動く(情報)日本語 / 英語

「より良い」「さらに高速」のように、比べる相手が書かれていない比較

例

指摘される文
新しい版では、処理がさらに高速になりました。
chaff の出力
1:11 「さらに高速」は、何と比べているかが書かれていません
直した文
新しい版では、処理が前の版の 2 倍速くなりました。
chaff の出力
指摘なし

直し方

比べる相手を書いてください(さらに高速になりました → 前の版より 2 倍速くなりました)。相手が無いなら、比較をやめて事実を書きます(処理は 1 秒で終わります)。

なぜ指摘するのか

「より良い結果」「さらに高速になりました」は、何より良いのか、何より速いのかが書かれていなければ、読み手は確かめようがありません。宣伝の文に多く、言い切ったように見えて何も約束していません。「より」「さらに」の直後に程度を言う語がある文で、同じ文にも直前の文にも比べる相手(従来、以前、前回、「〜より」)が無いものを指します。

指摘しないもの

同じ文か直前の文に比べる相手(従来、以前、前回、昨年、「〜より」「〜に比べて」「〜一方」)がある比較、「より多くの」「より詳しく」「さらに一般に」のような決まった言い方、程度を言う語が続かない「さらに」(さらに、〜します)、条件の下の比較(入れるとより良くなる)、今より良くする目当て(より良い社会、より良いものにする、より簡単にする)、願いや目的の中の比較(より広く進めたい、より円滑にするためには)、目当ての語で終わる複合語(より良い高齢社会)、比べた形で終わる決まった言い方(英語の or to be more precise, …)、二つのコードの例のすぐ後ろの比較(例を書き直した後の This is much better!)は指しません。

止める・ゆるめる

この一か所だけ黙らせる(文書に書く)
<!-- stet: comparative-without-baseline — 理由 -->
チームでゆるめる(理由は chaff.yaml にコメントで残ります)
npx chaffjs relax comparative-without-baseline --why "理由"
チームで止める(chaff.yaml)
rules: comparative-without-baseline: off
技術的な情報
層
L3
状態
安定
重さ
情報
対象の言語
日本語と英語
向いている文章
business, technical, blog, docs, academic, legal, literature, speech
文書から読み取るもの
pos

強さ(段階)

chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。

strict注意
normal情報
relaxed情報

このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。

ジャンルごとの動き

既定で動くジャンル
technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes, legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper
このルールを止めるジャンル
literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play, speech/address, speech/transcript

ジャンル

指摘の文

「{matched}」は、何と比べているかが書かれていません

書き直しの深さ(chaff fix-plan --depth): light — 語と文を直す。構成と文体は残す

このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/comparative-without-baseline.yaml