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内の段の無い「並びに」「若しくは」

connective-hierarchy既定で動く日本語

「及び」の無い文の「並びに」、「又は」の無い文の「若しくは」

例

指摘される文
申請書並びに添付書類を提出する。
chaff の出力
1:4 「並びに」の文に、段の組になる語がありません(一段なら「及び」)
直した文
申請書及び添付書類を提出する。
chaff の出力
指摘なし

直し方

一段の並べ方なら「並びに」を「及び」に、「若しくは」を「又は」に替えてください。二段に重ねるつもりなら、内の段の語を書き足してください。

なぜ指摘するのか

法令と公用文では、並べる語を段で使い分けます。一段の並べ方は「及び」「又は」で書き、二段に重ねたときだけ、外の段を「並びに」、内の段を「若しくは」で書きます(A及びB並びにC、A若しくはB又はC)。「及び」の無い文の「並びに」と、「又は」の無い文の「若しくは」は、段の無い並べ方に外の段の語を使っていて、読み手は内の段を探して止まります。

指摘しないもの

日本語の文書だけで動きます。仮名の「ならびに」「もしくは」は、普通の文で一段の並べ方にも使われるので見ません。「及び」「および」「又は」「または」が同じ節にあれば、段の組を作ったと読みます(条件の節「…ときは、」と主の節は別の節です)。「」『』の中は、引いた語句の片方だけなので見ません。名詞の後ろで名詞をつなぐときだけ見ます(文字の並びに、正しい並びに、縦並びには見ません)。

止める・ゆるめる

この一か所だけ黙らせる(文書に書く)
<!-- stet: connective-hierarchy — 理由 -->
チームでゆるめる(理由は chaff.yaml にコメントで残ります)
npx chaffjs relax connective-hierarchy --why "理由"
チームで止める(chaff.yaml)
rules: connective-hierarchy: off
技術的な情報
層
L2
状態
安定
重さ
注意
対象の言語
ja
向いている文章
business, technical, blog, legal, docs, academic, literature, speech
文書から読み取るもの
pos

強さ(段階)

chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。

strictエラー
normal注意
relaxed情報

このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。

ジャンルごとの動き

既定で動くジャンル
technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes, legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper
このルールを止めるジャンル
literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play, speech/address, speech/transcript

ジャンル

指摘の文

「{written}」の文に、段の組になる語がありません(一段なら「{usual}」)

書き直しの深さ(chaff fix-plan --depth): light — 語と文を直す。構成と文体は残す

根拠にした文献

このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/connective-hierarchy.yaml