内の段の無い「並びに」「若しくは」
connective-hierarchy既定で動く日本語
「及び」の無い文の「並びに」、「又は」の無い文の「若しくは」
例
直し方
一段の並べ方なら「並びに」を「及び」に、「若しくは」を「又は」に替えてください。二段に重ねるつもりなら、内の段の語を書き足してください。
なぜ指摘するのか
法令と公用文では、並べる語を段で使い分けます。一段の並べ方は「及び」「又は」で書き、二段に重ねたときだけ、外の段を「並びに」、内の段を「若しくは」で書きます(A及びB並びにC、A若しくはB又はC)。「及び」の無い文の「並びに」と、「又は」の無い文の「若しくは」は、段の無い並べ方に外の段の語を使っていて、読み手は内の段を探して止まります。
指摘しないもの
日本語の文書だけで動きます。仮名の「ならびに」「もしくは」は、普通の文で一段の並べ方にも使われるので見ません。「及び」「および」「又は」「または」が同じ節にあれば、段の組を作ったと読みます(条件の節「…ときは、」と主の節は別の節です)。「」『』の中は、引いた語句の片方だけなので見ません。名詞の後ろで名詞をつなぐときだけ見ます(文字の並びに、正しい並びに、縦並びには見ません)。
止める・ゆるめる
技術的な情報
- 層
- L2
- 状態
- 安定
- 重さ
- 注意
- 対象の言語
- ja
- 向いている文章
- business, technical, blog, legal, docs, academic, literature, speech
- 文書から読み取るもの
- pos
強さ(段階)
chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。
| strict | エラー |
|---|---|
| normal | 注意 |
| relaxed | 情報 |
このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。
ジャンルごとの動き
- 既定で動くジャンル
- technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes, legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper
- このルールを止めるジャンル
- literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play, speech/address, speech/transcript
指摘の文
「{written}」の文に、段の組になる語がありません(一段なら「{usual}」)
書き直しの深さ(chaff fix-plan --depth): light — 語と文を直す。構成と文体は残す
根拠にした文献
このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/connective-hierarchy.yaml