参照先が無い
dangling-reference既定で動く日本語 / 英語
「第5条に定める」と書いてあるのに、その第5条が文書に無い所
例
直し方
正しい番号に直すか、参照を消してください。他の文書を指しているなら、「民法第3条」のように文書名を添えると読み手に伝わります。
なぜ指摘するのか
「第12条に定める」のような参照は、その条が文書に無ければ読み手を行き止まりにします。条を消したり番号を振り直したりしたときに、参照だけが古い番号のまま残ることがよくあります。chaff は文書を番地の付いた木にして(chaff tree)、参照の番地が木にあるかを見ます。見出しに「1 目的」と番号を振っただけで「第N条」と書いた条の無い文書(ガイドラインや通達)の「法第2条」は、別の文書の条なので探しません。
指摘しないもの
「法第2条」「就業規則 第25条」のように、ほかの文書の条を指す参照は探しません。ほかの文書の名前を見出しにして引き写した条の中の参照も、その文書の条です。条の下に「1. 」「2.」の箇条書きで書いた項は、項として引きます。条で番号を振っていない文書では、条で数える参照を見ません。見出しに番号だけを振った論文(「2 方法」)が、ほかの文書の条として名指しした書き方(「Article 14 of the Act」)で書いた参照は、その書き方の参照の多くが文書の中に行き先を持たなければ、その文書の条として探しません。平文の契約が「9. Indemnification.」と本文の形で書いた見出しや、本文の中に書いた「(i)」も、参照の行き先として引きます。「section 21 notice」のように番号を手続きの名前にした書き方は、ほかの法律の番号として探しません。「section 552(b)(1) of title 5」のように法典の編(title)の番号を添えた参照も、その法典の条として探しません。法令の注記が法律の番号や載った巻と頁で引いた条(「Pub. L. 98–620, §402(2)」「§2(a), 60 Stat. 237」)も、その法律の条として探しません。法典の一つの条だけの文書が「section 552 of this title」と自分の入っている編・章(title、chapter など)で引いた条は、文書にその編・章の見出しが無ければ法典の条として探しません。
止める・ゆるめる
技術的な情報
- 層
- L3
- 状態
- 安定
- 重さ
- エラー
- 対象の言語
- 日本語と英語
- 向いている文章
- business, technical, blog, legal, docs, academic, literature, speech
- 文書から読み取るもの
- structure
強さ(段階)
chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。
| normal | エラー |
|---|---|
| relaxed | 注意 |
このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。
ジャンルごとの動き
- 既定で動くジャンル
- technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes, legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper, speech/address, speech/transcript
- このルールを止めるジャンル
- literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play
指摘の文
「{label}」(番地 {target})はこの文書にありません
根拠にした文献
このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/dangling-reference.yaml