期限が発行日より前
due-before-issue既定で動く日本語 / 英語
支払期限や締切など、後に来るはずの日付が先の日付より前の所
例
直し方
発行日と期限のどちらが正しいかを確かめて、片方を直してください。
なぜ指摘するのか
請求書の「お支払期限」や見積書の「有効期限」が「発行日」より前だと、受け取った時点で期限が過ぎていることになり、読み手はどちらの日付が正しいのかを問い合わせることになります。前の月の請求書を使い回して、片方の日付だけ直したときに起きます。発行日の語で始まる行と期限の語で始まる行の日付を比べ、期限が発行日より前なら指します。議事録の宿題も同じで、会議の日(日時)より前の期限は、会議の時点で過ぎています。宿題の節の、期限の列の日付や「(期限 11月2日)」を、頭の方の「日時」の日付と比べます。物件の案内の「入居可能日」も同じで、「掲載日」や「情報公開日」より前の入居可能日は、載せた時点で過ぎています。求人の「応募締切」も同じで、「掲載日」や「募集開始日」より前の締切は、載せた時点で過ぎています。決算短信の「決算説明会」も同じで、「対象期間」が終わる前の説明会では、まだ締まっていない期間の業績を説明することになります。対象期間のように期間を書く行は、その終わりの日と比べます。健診や検査の結果も同じで、「受診日」や「採血日」より前の「報告日」では、受ける前の結果を報告することになります。保証書の「登録の締切」も同じで、「お買い上げ日」より前の締切は、買った時点で過ぎています。宿泊やレンタカーの予約も同じで、「チェックイン」より前の「チェックアウト」、「貸出」より前の「返却」は、泊まる前に発ち、借りる前に返すことになります。「無料キャンセル期限」がチェックインや貸出より後なら、泊まり始めてからでも無料で取り消せることになり、どちらかの日付が違っています。二つの日付は、後に書いた方の行で指します。前後の決まった日付の組は、言語の語彙表に組ごとに書いてあります。ローンや分割払いの「初回お支払日」も同じで、「ご契約日」より前の初回は、契約した時点で過ぎています。製品の回収のお知らせも同じで、「お知らせ日」より前の交換や返金の「受付期限」は、知らせた時点で過ぎています。給与明細の「支給日」も同じで、「支給対象期間」や「計算期間」が始まる前の支給日では、まだ始まっていない期間の給与を払うことになります。出張の精算書の「帰着」も同じで、「出発」より前の帰着では、発つ前に帰ったことになります。発注書や納品書の「納期」や「納品日」も同じで、「発注日」や「注文日」より前の納期では、頼む前に届いたことになります。成績証明書や卒業・修了の証明書も同じで、「入学年月日」より前の「卒業年月日」や「修了年月日」では入学する前に卒業したことになり、卒業や修了の日より前の「発行日」や「証明日」では、まだ卒業していない人の卒業を証明することになります。給与所得と源泉徴収税額の年間の明細書も同じで、「対象期間」が終わる前や「退職日」より前の「交付日」では、まだ締まっていない年の金額を証明することになります。梱包明細書やインボイスも同じで、「船積日」より前の「到着日」や「到着予定日」では、積む前に着くことになります。診療明細書や領収書も同じで、「診療日」より前の「発行日」では、まだ受けていない診療の代金を受け取ったことになります。入院の明細も同じで、「入院日」より前の「退院日」では、入院する前に退院したことになります。賃貸借の敷金精算書も同じで、「入居日」より前の「退去日」では入居する前に退去したことになり、「退去日」より後の「解約通知日」では、退去してから解約を知らせたことになります。車の整備記録も同じで、「整備日」や「点検日」より前の「次回点検日」や「次回車検」では、次の点検の日が整備した時点で過ぎています。工事やリフォームの見積書も同じで、「着工日」より前の「完工予定日」や「引渡日」では、始める前に工事が終わったことになります。携帯電話やサービスの契約の利用期間も同じで、「ご利用開始日」や「契約開始日」より前の「ご利用終了日」や「契約終了日」では、始まる前に終わったことになります。価格表やクーポンも同じで、「適用開始日」や「発効日」より前の「適用終了日」や「有効期限」では、始まる前に終わることになります。取引明細の期間を二つの行に分けて書いたときも同じで、「照会開始日」や「期間開始日」より前の「照会終了日」や「期間終了日」では、期間が始まる前に終わることになります。保険金や給付金の請求書も同じで、「事故日」や「発病日」より前の「請求日」では、起きる前の事故や病気の保険金を請求することになります。会計報告書や収支決算報告書も同じで、「会計年度」が終わる前の「監査日」では、まだ締まっていない年度の会計を監査したことになります。ポイントの明細のように、一つの表の見出しに組の二つの列(「ご利用日」と「有効期限」)があれば、行ごとに二つの日付を比べます。ご利用日より前の有効期限では、得た時点でポイントが失効しています。別の行や別の表の日付とは比べません。不動産の売買の精算書も同じで、「売買契約日」より前の「決済日」や「引渡日」では、契約する前に代金を払い物件を渡したことになります。宴会や会議室の見積書は向きが逆で、「有効期限」が「開催日」より後なら、催しが終わってから見積を受けられることになります。
指摘しないもの
行の頭に発行日や期限の語が無い日付(文の中の「12月25日までにお支払いください」)、年の無い日付、一行に日付が二つある行は比べません。発行日が二つあれば、最初のものと比べます。発行日から8行以上離れた期限と、期限が過ぎたことを書いた行(「期限切れ」「延滞」)は、この文書の期限ではなく報告している期限と読んで比べません。議事録として読むのは題に「議事録」などのある文書だけです。議事録では、宿題の節(見出しに「宿題」など)の外の日付、済んだ印のある宿題(升だけの「済」、括弧の中や行末の「完了」、チェック済みの箱)、前回の宿題を振り返る節、年の無い日付で年を越す期限(12月の会議の「1月10日」)は比べません。物件の案内では、「即入居可」のように日付の無い入居可能日、年の無い日付、「即入居」「即日」のある行、掲載日から40行以上離れた日付は比べません。求人では、「随時」のように日付の無い締切と年の無い日付は比べません。決算短信では、対象期間の行の無い文書、年の無い説明会の日、行の頭が「前回説明会」のように別の回を言う日、「発表日」や「説明会開催日」だけの日は比べません。健診や検査の結果では、「報告日」とだけ比べ、「発行日」や「作成日」とは比べません。受診券や検査の依頼書は、受診日や採血日より前に発行するからです。保証書では、日付の無い締切(「お早めに」)と年の無い日付は比べません。予約では、同じ日のチェックインとチェックアウト(日帰り)、同じ日のキャンセル期限、時刻だけの行(「15:00から」)、年の無い日付は比べません。「出発日」は、旅券や書類の返却日より後に来ることがあるので、貸出の日と読みません。チェックアウトとキャンセル期限、返却とチェックインのように、別の組の語どうしは比べません。法令、判決、特許、よくある質問、用語集、論文、文学、スピーチのジャンルでは止めています。契約と手引きでは動きます。保証書や規約は、その文書の日付と締切を自分で決めるからです。ローンや分割払いでは、初回お支払日を「ご契約日」とだけ比べ、「発行日」や「お申込日」とは比べません。変更や借り換えの申込書は、今の返済予定より後に申し込むからです。回収のお知らせでは、交換や返金の受付期限だけを比べ、年の無い日付と、「受付期限」「お申し込み期限」だけの締切や「発表日」「公表日」は比べません。受付を終えたお知らせは過ぎた締切を書き、懸賞の結果は締切より後に発表するからです。給与明細では、支給日を支給対象期間、計算期間、給与計算期間、対象期間の始めとだけ比べ、期間の中の支給日(毎月25日にその月の分を払う明細)、始めと同じ日の支給日、年の無い日付は指しません。出張では、帰着を出発とだけ比べ、同じ日の帰着(日帰り)と年の無い日付は比べません。「返却日」は帰着と読みません。旅の案内では、書類の返却日が出発日より前に来るからです。発注書や納品書では、納期、納品日、納入日を発注日、注文日、受注日とだけ比べ、同じ日の納品と年の無い日付は比べません。「納期限」は納期と読みません。成績証明書では、卒業や修了の日を入学の日(入学年月日、入学日)と、発行日と証明日を卒業や修了の日とだけ比べ、入学の日と発行日は比べません。同じ日と年の無い日付も比べません。組の先の日付と後の日付がどちらも何行もある文書(学歴の表のように一行に一件ずつ書いたもの)では、後の日付を、いちばん近くに書いた先の日付より前のときだけ指します。一度だけ書いた後の日付(記録の下の発行日)は、最初の先の日付と比べます。給与所得と源泉徴収税額の明細書では、「交付日」を対象期間の終わりと退職日とだけ比べ、同じ日と年の無い日付は比べません。「発行日」は交付日と読みません。前払いの請求書は対象期間の初めに発行し、退職の手続きの案内は退職日より前に発行するからです。梱包明細書やインボイスでは、到着日と到着予定日を船積日とだけ比べ、「請求日」とは比べません。インボイスの日付は、船積みの前にも後にも来るからです。予定の日(到着予定日)は後に来る側にだけ読み、同じ日と年の無い日付は比べません。診療明細書では、「発行日」を「診療日」とだけ比べ、「受診日」とは比べません。受診券は受診日より前に発行するからです。入院では、退院日を入院日とだけ比べ、同じ日の退院と年の無い日付は比べません。賃貸借では、退去日、明渡日、退去予定日を、入居日や入居開始日と、解約通知日や解約予告日とそれぞれ比べ、同じ日と年の無い日付は比べません。予定の日(退去予定日)は後に来る側にだけ読み、「入居予定日」は入居日と読みません。空室の案内の入居予定日は、前の借主の退去日より後に来るからです。車の整備では、次回点検日、次回点検予定日、次回車検を、整備日、入庫日、点検日、作業日とだけ比べ、同じ日と年の無い日付は比べません。「前回点検日」は後に来る側に読みません。前の点検は今回の整備より前に来るからです。健診の「検査日」や「報告日」とは組みません。工事では、完工日、完工予定日、竣工日、竣工予定日、引渡日を、着工日、工事開始日、着工予定日とだけ比べ、同じ日と年の無い日付は比べません。サービスの利用期間では、ご利用終了日、利用終了日、契約終了日、サービス終了日を、ご利用開始日、利用開始日、契約開始日、サービス開始日とだけ比べ、同じ日と年の無い日付は比べません。「開始日」「終了日」だけの語は組みません。工程表や作業の記録も使うからです。「契約日」は契約開始日と読みません。価格表や証書では、適用終了日、有効終了日、有効期限を、適用開始日、有効開始日、発効日とだけ比べ、同じ日と年の無い日付は比べません。「有効期限」は、これまでどおり発行日とも別の組として比べます。明細では、照会終了日、対象期間終了日、期間終了日を、照会開始日、対象期間開始日、期間開始日とだけ比べ、同じ日と年の無い日付は比べません。「対象期間開始日」は、期間を書く「対象期間」と読みません。保険金の請求では、事故日、事故発生日、発生日、受傷日、発病日を、請求日、請求書作成日、申請日とだけ比べ、同じ日と年の無い日付は比べません。会計報告書では、監査日、会計監査日、監査実施日を、会計年度と事業年度の終わりとだけ比べ、同じ日、年の無い期間、期間を書いていない年度(「2025年度」)は比べません。「承認日」「総会承認日」「報告日」は年度の終わりと比べません。予算書は年度が始まる前に承認し、中間の報告は年度の途中に出すからです。監査の署名の行(「2026年4月12日 会計監査 戸川 隆」のように、日付が一つと、会計監査や監事などの役職と、名前だけの行)は、監査の日として年度の終わりと比べます。署名は文書の終わりに来るので、年度の行から離れていても比べます。日付が二つの行、名前の無い行、ほかの役職(会長)の行、文の中の監査や承認の日(「定期総会で承認」)は比べません。
止める・ゆるめる
技術的な情報
- 層
- L3
- 状態
- 安定
- 重さ
- エラー
- 対象の言語
- 日本語と英語
- 向いている文章
- business, technical, blog, legal, docs, academic, literature, speech
- 文書から読み取るもの
- dates
強さ(段階)
chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。
| normal | エラー |
|---|---|
| relaxed | 注意 |
このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。
ジャンルごとの動き
- 既定で動くジャンル
- technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes, legal/contract, docs/manual
- このルールを止めるジャンル
- legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/faq, docs/glossary, academic/paper, literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play, speech/address, speech/transcript
指摘の文
期限({due})が、発行日({issued})より前です
宿題の期限({due})が、会議の日({meeting})より前です
「{later_label}」({later})が、「{earlier_label}」({earlier})より前です
「{later_label}」の {later} が、「{earlier_label}」の終わり {earlier} より前です
「{later_label}」の {later} が、「{earlier_label}」の始め {earlier} より前です
このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/due-before-issue.yaml