同じ名前の書き分け
name-variant既定で動く(情報)日本語 / 英語
同じ人・会社・製品の名前を、少しだけ違う形で書いている所(山田太郎 と 山田太朗、GitHub と Github)
例
直し方
正しい形を確かめ、一つに揃えてください。本当に別の人や会社なら、そのままで構いません。
なぜ指摘するのか
人や会社や製品の名前を、ある所では「山田太郎」、別の所では「山田太朗」と書くと、読み手は同じ人か別の人か分かりません。契約書なら当事者の特定が揺らぎます。多いのは打ち間違いと、別の文書から写した段落です。どちらの形が正しいかは決めず、文書の中で少ないほうを指します。
指摘しないもの
品詞解析が固有名詞と読んだ語だけを見ます。大文字だけの名前(ACME INC、NASA)と、大文字で書いた一節の中の名前(eGAIN AND ITS SUPPLIERS … の eGAIN)は見ません。リンクの角括弧は名前に入れません。一字違いの英字の名前は、6 字以上で、多いほうが二度以上、少ないほうが一度だけのときに限ります(Iran と Iraq は別の名前)。名の違う二人の一字違いの姓(Jeffrey D. Walker と Christopher J. Waller)は別の人です。終わりの重なった字の一つの有る無し(License と Licensee)は、どちらかを文書が小文字で書くなら別の語です。人の名前どうしは、字体の違う同じ字(斎藤 と 斉藤、渡辺 と 渡邊)か、読みが同じで一字だけ違い、多いほうが二度以上、少ないほうが一度だけのとき(松本 と 松元)に限ります(伊藤 と 伊東 は別の人のことがある)。解析器が読みを持たない名前の字(健汰 の 汰)は、語彙表 name-char-reading の読みで読みます(健太 と 健汰。表の升の名前も同じ)。人の名前とは、品詞解析が人名と読んだ語か、「様」「さん」「氏」の付いた名前です(解析器が名前と読めない字体の字を含む名前は、敬称の前の 2〜4 字の漢字を名前と読みます)。敬称は名前とのあいだの空白を越えて見ます。品詞解析が名と読まない語も、姓のあとに空白を挟んで書き、敬称が付けば名と読みます(森下 千尋 様)。姓の後ろに空白を挟んでかなで書いた名も、敬称か肩書きが付くか、人を書く欄の行の終わりにあれば、姓とつないで一つの名前と読みます(松本 あかり 様)。敬称の無い名前も、前後に漢字が続かない 2〜4 字の漢字で、片方の書き方に「担当の」「私、」などの前置きか敬称が付き、もう片方が「です」「が」「までご連絡」などの前にあれば比べます(担当の斎藤です と 斉藤までご連絡ください)。地名にも同じ組がある(鹿島 と 鹿嶋)ので、どちらにも前置きも敬称も無いときは比べません。会社の名前は、語彙表の会社の種類の語(株式会社、(株)、有限会社)の隣にあるものを、品詞と関係なく比べます。名前が同じで種類の語が違うもの(株式会社 と 有限会社)、種類の語を名前の反対側に置いたもの(株式会社アオバ と アオバ株式会社)、記号・幅だけが違うものを指します。三つ以上の種類の語で書いた名前(Aoba Inc、Aoba Ltd、Aoba GmbH)は会社のグループで、種類の違いは比べません。同じ種類の語の略した形(株式会社 と (株))、種類の語を省いた呼び名(アオバシステム、以下「アオバ」)は指しません。名前の一字違いは、7 字以上の名前で、違う字が漢字でないときに限ります(日本電気 と 日本電機 は別の会社のことがある)。漢字を含む名前は、7 字に満たなくても、4 字以上のかなの語の中のかな一字違いを、多いほうが二度以上、少ないほうが一度だけのときに指します(コモレビ電機 と コモレピ電機)。名前の漢字一字を、品詞解析が言うその読みのかなで書いた所(みどり野生命 と みどりの生命)も、多いほうが二度以上、かなのほうが一度だけのときに指します。読みは、かなと漢字一字の語からだけ取ります。名前の頭でない字は、頭の音を濁らせた読みで書いたもの(こむぎ畑 と こむぎばたけ)も同じに指します。漢字だけの名前は、品詞解析が固有名詞と読んだときだけ会社の名前と見ます(清算株式会社、当該株式会社)。場所の名前は、語彙表の場所の語(口、駅、センター、ホール)で終わる名前を、品詞と関係なく比べます。記号・幅だけが違うもの(コンベンションセンター と コンベンション・センター)を指し、名前の読みが同じかかなで書いた読みのもの(筑紫口 と ちくし口)と、固有名詞の字の一字違い(八重洲中央口 と 八重州中央口)は、多いほうが二度以上、少ないほうが一度だけのときに限ります。方角や数字の違い(北口 と 南口、第1会議室 と 第2会議室)は別の所なので指しません。表の升は升ごとに品詞解析し、名前の形をした升(空白を挟んだ二つか三つの漢字・カタカナの語)を本文の名前と比べます。記号・幅だけの違い(佐々木 美穂 と 佐々木 美穂)と、本文と同じく読みが同じで一語だけ違うもの(佐々木 美穂 と 佐々木 美保)を指し、後者は本文の形が二度以上、升の形が一度だけのときに限ります。読みの違う一字違い(佐藤 太郎 と 佐藤 次郎)は別の人のことが多いので指しません(英字の名前は一字違いも指します)。場所の名前は表の升の中のものも比べます。英字の人の名前は、名が同じで、7 字以上の姓の頭 4 字以上がそろい、あいだの 2 字(長いほうは 3 字)までだけ違うもの(Rachel Whitford と Rachel Whitfield)も、多いほうが二度以上、少ないほうが一度だけのときに指します。語の順を入れ替えた名前(統計学基礎 と 基礎統計学)は、同じ語(形態素)を違う順に並べ、どちらも他方を含まず、どちらかが括弧の中か「前提科目:」のような欄の後ろか表の升まるごとに書いた名前のときだけ指します(統計学基礎 と 統計学応用 は別の名前)。同じ文に並べて書いた二つ(画面の二つの項目、定義する語とその中身)と、文書が定義した語は比べません。冠詞だけを挟んだ二つの語(this Agreement the Stockholders)は一つの名前にしません。製品の名前は、語彙表の製品の形の語(錠、カプセル、クリーム)のすぐ前の 4 字以上のカタカナを、品詞と関係なく比べます(見出しと表の升の中のものも数えます)。形の語が同じで、名前が一字の置き換えか長音の記号一つの有る無しだけ違い(ミナモール錠 と ミナモル錠)、多いほうが二度以上、少ないほうが一度だけのときに指します。名前が同じで形の語だけが違うもの(ミナモール錠 と ミナモール顆粒)は、同じ製品の別の形のことが多いので指しません。一語の名前の中で同じ音を書く字(桜ヶ丘・桜ケ丘、霞ヶ関・霞が関)は、漢字に挟まれたときだけ同じ字と見ます。品詞解析が一語と読まない書き方(桜・が・丘)は見ません。字を抜いた形(桜丘)や、違う漢字の名前(桜ヶ岡)は別の名前です。この違いだけは、表の升の中の名前とも比べます。型番(英大文字と数字を合わせた 4 字以上の語)は、文書の題か、語彙表の型番の欄の語(型番、品番、型式)の後ろに書いたものだけを文書の型番と読み、文書の中に二度以上出てくるとき、ハイフン・空白・字の大小・幅だけを変えた形(KM-SP300 と KM-SP-300、KMSP300、km-sp300)を指します。字や数の違う型番(KM-SP300 と KM-SP310、比べる表の兄弟機種、部品表の品番)は別の型番なので指しません。英小文字を含む語(iOS17)、版(v1.2 と v1.20)、より長い型番・URL・パス・ファイル名の一部(KM-SP300-B、km-sp300.pdf)は型番と読みません。空白で区切って書く規格の番号(JIS C 8714)は一つの語でないので、題や欄に書いても型番と読みません。一度ずつ書いた二つの形は、片方だけが人を書く欄(語彙表 person-label の語と「:」の後ろで、名前で行が終わるもの。氏名:山下 美咲)にあれば、欄の形を正しい形と見て、もう片方を同じ決まりで比べます(山下 美咲 と 山下 未咲)。どちらも欄にあるか、どちらも欄に無ければ比べません。欄に書いた名と同じ名を空白の後ろに書いたもの(受託者:西村 亮 の文書の 西邑 亮が)は、敬称が無くても人の名前と読みます。読みの違う一字違いでも、姓と名のそろった名前で、違う二字が語彙表 name-lookalike-char の形の似た字の組(太 と 大、未 と 末)なら、多いほうが二度以上、少ないほうが一度だけのときに指します(山本 健太 と 山本 健大。名だけの名前は兄弟のことがあるので比べません)。英字の名前で、ほかの語が同じ二語以上の名前の一語が、終わりの一字の抜けか足しだけ違うもの(Rachel Whitmore と Rachel Whitmor)も、多いほうが二度以上か人を書く欄にあり、少ないほうが一度だけのときに指します。違うのが最後の語(姓)なら、前の語がどれも、文書の中で小文字でも普通名詞としても書かない語のときに限り(Hurricane Hanna と Hurricane Hannah は別の嵐)、4 字の姓の一字違いも指します(Daniel Reyes と Daniel Reys。Reyes と Reyna は別の姓)。最後でない語は、8 字以上で、名前の最後の語がふつうの語のときに限ります(Hollybrook Residences と Hollybrooke Residences。人の名の Christian と Christiane は別の人)。足した字が s(複数)か母音の後ろの n(Korea と Korean)のもの、違う語のどちらかがふつうの語のもの(Green と Greene)は指しません。会社の名前は、形の語も側も同じで、一語だけが、8 字以上の語の終わりの 2 字まで違うもの(Brightmoor と Brightmore)か、最後の語の単数と複数(Water Utility と Water Utilities)も、多いほうが二度以上、少ないほうが一度だけのときに指します。一語の名前の二つがどちらも辞書の語で、片方の語尾を外した語がもう片方の頭にあるもの(民と国の Germans と Germany、単数と複数の Englishman と Englishmen)は、別の二つの語なので指しません。
止める・ゆるめる
技術的な情報
- 層
- L3
- 状態
- 安定
- 重さ
- 情報
- 対象の言語
- 日本語と英語
- 向いている文章
- business, technical, blog, legal, docs, academic, literature, speech
- 文書から読み取るもの
- pos
強さ(段階)
chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。
| strict | 注意 |
|---|---|
| normal | 情報 |
| relaxed | 情報 |
このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。
ジャンルごとの動き
- 既定で動くジャンル
- technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes, legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper, literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play, speech/address, speech/transcript
指摘の文
「{name}」は、ほかの所では「{usual}」と書いています
「{name}」は、ほかの所では「{usual}」と書いています(字の大小・幅・記号の違い)
「{name}」は、ほかの所では「{usual}」と書いています(名前の中の、同じ音を書く字の違い。ヶ と ケ など)
「{name}」は、ほかの所では同じ読みの「{usual}」と書いています
「{name}」は、ほかの所では字体の違う同じ字で「{usual}」と書いています
「{name}」は、ほかの所で何度も書いた「{usual}」と、形の似た字一字だけが違います
「{name}」は、ほかの所で何度も書いた「{usual}」と一字違いです
「{name}」は、人の名前を書く欄(氏名:など)では「{usual}」と書いています
「{name}」は、ほかの所で何度も書いた「{usual}」と名が同じで、姓が数字だけ違います
「{name}」は、ほかの所では場所の語を別の形にして「{usual}」と書いています
「{name}」は、ほかの所では会社の種類の違う「{usual}」と書いています
「{name}」は、ほかの所では会社の種類を名前の反対側に置いて「{usual}」と書いています
「{name}」は、ほかの所では語の順を入れ替えた「{usual}」と書いています
「{name}」は、ほかの所で書いた会社名「{usual}」と一字違いです
「{name}」は、ほかの所で何度も書いた会社名「{usual}」と、語の終わりだけが違います
「{name}」は、ほかの所では「{usual}」と書いています(名前の漢字一字を、その読みのかなで書いた違い)
「{name}」は、ほかの所ではハイフン・空白・字の大小を変えて「{usual}」と書いています
書き直しの深さ(chaff fix-plan --depth): light — 語と文を直す。構成と文体は残す
このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/name-variant.yaml