差引額が、総額から控除合計を引いた額と合わない
net-amount-mismatch既定で動く日本語 / 英語
差引支給額が、総支給額 − 控除合計 と合わない所
例
直し方
総額、控除合計、差引額のどれが正しいかを確かめて、ほかを直してください。
なぜ指摘するのか
給与明細の「差引支給額」は、総支給額から控除合計を引いた額です。受け取る人は差引額を見て、引き算し直しません。控除を直したのに差引額を直さなかったとき、前の月の明細から写したとき、数字を打ち間違えたときに食い違います。同じ表か同じ節に、差し引く前の額(総支給額)、控除の合計(控除合計)、差し引いた後の額(差引支給額)の名前が一つずつあり、それぞれに金額があれば、差引額を引き算と比べます。表では、見出しの行に三つの名前が並ぶ表は行ごとに、一列目に三つの名前が並ぶ表は列ごとに比べます。表の外では、節(見出しから次の見出しまで)の「総支給額:117,380円」のような名前と金額だけの行を読みます。源泉徴収の明細のように差引額の名前が無く、課税対象額(課税所得)がある表や節では、課税対象額を同じ引き算と比べます。差引額と課税対象額が両方あるときは、控除合計が支払いから引く額なので、差引額だけを比べます。不動産の売買代金の精算書(売買代金 − 手付金 − 融資金 = 残代金)のように、控除の合計の代わりに差し引く額が一つずつ書いてあれば、それらを足して引きます。合計と内訳が両方あれば、合計だけを引きます。どの語が三つのどれかは、言語パッケージの語彙表 net-amount-label にあります。通貨の印が付いた金額は一円(一セント)まで合わなければ言います。千円や百万円の単位の金額、印の無い数は丸めてあるかもしれないので、最後の桁の一つ分までのずれは言いません。
指摘しないもの
三つの名前のどれかが無い表や節、同じ名前に違う金額が二つある表の列や節、名前が別々の表や節にあるもの(支給の表の総支給額と控除の表の控除合計)、三つの単位が違うもの(円とドル、千円と円)、数でない金額(—、▲、括弧の付いた値)は比べません。文の中の金額(「差引支給額は114,306円です」)は読みません。語彙表に無い名前(振込額、現金支給額)は読みません。総額より控除が大きいときも言いません。
止める・ゆるめる
技術的な情報
- 層
- L3
- 状態
- 安定
- 重さ
- 注意
- 対象の言語
- 日本語と英語
- 向いている文章
- business, technical, blog, legal, docs, academic, literature, speech
強さ(段階)
chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。
| strict | エラー |
|---|---|
| normal | 注意 |
| relaxed | 情報 |
このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。
ジャンルごとの動き
- 既定で動くジャンル
- technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes, legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper, speech/address, speech/transcript
- このルールを止めるジャンル
- literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play
指摘の文
「{written}」は、総額から控除合計を引くと {expected} です
このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/net-amount-mismatch.yaml