動詞を名詞にして回りくどく書いている
nominalization既定で動く(情報)日本語 / 英語
「調査を実施した」「確認を行う」のように、動詞を名詞にして別の動詞に運ばせた言い方が、文書の長さに対して多い所
例
文書全体の割合を見るルールなので、この例の後ろに指摘のない普通の文章(日本語で 500 字、英語で 200 語ほど)を足して試しています。
直し方
名詞を動詞に戻してください。「調査を実施した」は「調査した」、「確認を行います」は「確認します」に。
なぜ指摘するのか
「調査を実施した」は「調査した」で、「確認を行う」は「確認する」で足ります。動詞を名詞にして別の動詞に運ばせると、文が長くなり、誰が何をしたのかが遠くなります。在留支援のためのやさしい日本語ガイドラインが「調査を実施した」を「調査した」に直す例を挙げ、米国連邦政府の Plain Language Guidelines と英国政府(GOV.UK)の書き方の手引きも、"make a decision" ではなく "decide" と書くよう求めています。一つ二つは普通の言い方なので、文書の長さに対して多いときだけ指します。
指摘しないもの
「する」を付けても動詞にならない名詞(イベントを行う)、「を実施する」が催す意味になる語(研修を実施する、試験を行う)、「勉強をする」のような「〜をする」、文書の長さに対して少ないものは見ません。短すぎる文書も測りません。
止める・ゆるめる
技術的な情報
- 層
- L3
- 状態
- 安定
- 重さ
- 情報
- 対象の言語
- 日本語と英語
- 向いている文章
- business, technical, blog, legal, docs, academic, literature, speech
- 文書から読み取るもの
- pos
強さ(段階)
chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。
| strict | 1000 字あたり「〜を実施する」のような名詞化した動詞 1 個まで |
|---|---|
| normal | 1000 字あたり「〜を実施する」のような名詞化した動詞 2 個まで |
| relaxed | 1000 字あたり「〜を実施する」のような名詞化した動詞 4 個まで |
ジャンルごとの動き
- 既定で動くジャンル
- technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper, speech/address, speech/transcript
- このルールを止めるジャンル
- legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play
指摘の文
「{matched}」は「{preferred}」で足ります(動詞を名詞にした言い方が 1000 字あたり {density} 個、{limit} 個まで)
書き直しの深さ(chaff fix-plan --depth): light — 語と文を直す。構成と文体は残す
根拠にした文献
このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/nominalization.yaml