同じ語の書き方がゆれている
orthographic-variant既定で動く(情報)日本語 / 英語
「出来る」と「できる」のように、同じ語を一つの文書の中で二通りに書いている所
例
直し方
文書の多いほうの書き方に合わせてください。チームで決めているなら、chaff.yaml の prefer に書くと、それからは preferred-term がその向きで見ます。
なぜ指摘するのか
「出来る」と「できる」、「引っ越し」と「引越し」、「ウィンドウ」と「ウインドウ」、「e-mail」と「email」のように、同じ語を一つの文書の中で二通りに書くと、検索で別の語になり、読み手は別のものを指しているのかと迷います。どちらが正しいかは決めません。chaff は語の一覧を持たず、文書の中の語を読み(日本語)やならした綴り(カタカナ語と英字)で束ね、文書の中で少ないほうを指摘します。補助動詞と形式名詞(見て下さい、その事)は、本来の使い方(資料を下さい)と別に比べるので、「補助動詞はかなで書く」と決めた文書はそろっていると見ます。漢字の違う同音の語(書く・描く、機会・機械)は別の語と見ます。少ないほうが三分の一を超える文書は、使い分けていると見て言いません。
指摘しないもの
読みが同じでも漢字の違う語(書く・描く)、補助動詞・形式名詞と本来の使い方の書き分け(見て下さい・資料を下さい)、書き分けが意味の違いになる語(成る・なる、言う・いう。法務のジャンルでは、法令の書き方で書き分ける 時・とき、物・もの、在る・ある も)、名詞と動詞(払込み・払い込む、申出・申し出る。辞書が名詞を動詞と読んでも)、二つの語に読める漢字の書き方(行っ は 行く とも 行う とも読み、「様を」の様は さま)、語末の「ー」だけの違い(katakana-long-vowel が見ます)、鉤括弧や引用符の中(判決が法令を文をまたいで引く一重の引用符も)、行の頭のリンクで引いた外のページの題名、語の直後のふりがなの括弧の中(HTTP(えいちてぃーてぃーぴー))、会社の名前(青葉硝子㈱、株式会社の前後の名前)、chaff.yaml の names に書いた名前は見ません。「方」と「ほう」は「が」「で」の前(早いほうが)だけで比べ、人の「方」の多い所(担当の方に)は比べません。文の頭の丸括弧の印(問答の(答))、別の書き方を言う文の丸括弧の中((くもり)、(曇)とも書く。)、漢数字(三十の三)、代名詞に続けたかな(私みたような)、切られた送りがな(誂らえる)も比べません。かなの「たつ」は、時がたつにも立つにも読めるので「立つ」と比べません。複合動詞の頭(出来上る)、文の頭の接続詞(――もっとも)、意味を変えるカタカナ(品物のモノ)は、それだけの語(できる、最も、もの)と別に比べます。接続詞の「さらに、」と副詞の「更に」は同じ語として比べます。法務のジャンルでは、判決の裁判官ごとの意見(裁判官甲の反対意見は次のとおりである。)を、その意見の中だけで比べます。名詞に続けて書いたかなの名詞(全員ぶん)と慣用句の動詞(気をつける)、見立ての「みる」(〜とみられる、増加がみられる)と評価を言う「いえる」(〜とはいえない)は、同じ読みの語(文、名札を付ける、資料を見る)と別に比べます。英字は、頭の字の大文字小文字(Email と email)と、大文字だけの語(強調や略語)、大文字の名前に語尾が付いた語(関数名の SENDs)、同じ文の略語の字を示した語(CLIPER と並ぶ CLImatology)、大文字で書いた一節の中の語(免責の段落の eGAIN)、大文字で始まる語でないかけらをハイフンでつないだ名前(medical と並ぶ Medi-Cal)を書き方の違いにしません(HBase のような名前の大文字は比べます)。少ないほうが三分の一を超えるときも言いません。文学のジャンルでは既定で止めています(その時代の書き方のため)。
止める・ゆるめる
技術的な情報
- 層
- L3
- 状態
- 安定
- 重さ
- 情報
- 対象の言語
- 日本語と英語
- 向いている文章
- business, technical, blog, legal, docs, academic, literature, speech
強さ(段階)
chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。
| strict | 少ないほうが語の 49% 以下のとき指摘 |
|---|---|
| normal | 少ないほうが語の 34% 以下のとき指摘 |
| relaxed | 少ないほうが語の 20% 以下のとき指摘 |
ジャンルごとの動き
- 既定で動くジャンル
- technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes, legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper, speech/address, speech/transcript
- このルールを止めるジャンル
- literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play
指摘の文
「{written}」と書いています(この文書はふつう「{other}」と書く語です。{of} 箇所のうち {count} 箇所が違う)
書き直しの深さ(chaff fix-plan --depth): light — 語と文を直す。構成と文体は残す
このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/orthographic-variant.yaml