当事者を、定めた呼び名でなく立場の語で書いている
party-role-name既定で動く(情報)日本語 / 英語
当事者を「甲」「乙」と定めたあとで、「委託者」「受託者」のような立場の語で書いている所
例
直し方
定めた呼び名(甲・乙など)に書き換えてください。当事者でない人を指すなら、その人を定義してから使います。
なぜ指摘するのか
「株式会社しおさい技研(以下「乙」という。)」と定めた契約で、途中から「受託者」と書くと、読み手は受託者が乙のことか、別の誰か(再委託先など)なのかを確かめることになります。ひな形の条項を貼り合わせたときに、元の契約の呼び方が残ると起きます。文の途中で括弧に入れて当事者の呼び名を定めた文書で、その後ろに書いた立場の語(委託者・受託者・開示者・受領者・売主・買主・運営者、the Vendor、the Recipient など)を指します。語は言語ごとの語彙表にあります。
指摘しないもの
当事者の呼び名を定める前(「売主 有限会社たちばな木工(以下「甲」という。)」の売主)、定めた語そのもの(「開示者」と定義した文書の開示者)、定義した語の一部、長い語の一部(再委託先、委託者側)、英語で文の頭に冠詞なしで書いた複数形(Customers who register …。文頭なので大文字になった普通の名詞)は見ません。当事者の定義は、呼び名が甲・乙・当社のような語か立場の語であるもの、または括弧のすぐ前に会社の形(株式会社、Ltd)があるものだけを読みます。法務のジャンルで見ます。法令・規程は当事者を定めず、立場の語で人を呼ぶので見ません。
止める・ゆるめる
技術的な情報
- 層
- L3
- 状態
- 安定
- 重さ
- 情報
- 対象の言語
- 日本語と英語
- 向いている文章
- legal, docs, academic, literature, speech
- 文書から読み取るもの
- structure
強さ(段階)
chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。
| strict | 注意 |
|---|---|
| normal | 情報 |
| relaxed | 情報 |
このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。
ジャンルごとの動き
- 既定で動くジャンル
- legal/contract, legal/judgment, legal/patent
- このルールを止めるジャンル
- legal/statute, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper, literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play, speech/address, speech/transcript
- このルールが向かず、見ないジャンル
- technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes
指摘の文
「{role}」は、この契約が当事者に定めた呼び名({names})ではありません
書き直しの深さ(chaff fix-plan --depth): light — 語と文を直す。構成と文体は残す
このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/party-role-name.yaml