名前の無い話し手の言葉を引いている
quote-unnamed-speaker既定で動く(情報)日本語 / 英語
「業界のアナリストは『…』と述べています」のように、名前の無い話し手の言葉を引いた所
例
直し方
話し手の名前と所属を書いてください(「ミナトリサーチのアナリスト、森花子氏は」)。名前を出せない相手なら、その言葉に頼らない書き方にするか、調査報告のような題名のある文書を出典にしてください。
なぜ指摘するのか
プレスリリースや報告書は、引いた言葉で主張を支えます。「業界のアナリストは『…』と述べています」の話し手が誰なのかが書かれていないと、読み手はその人に確かめることも、その人の立場を量ることもできません。書き手が自分の言いたいことを名前の無い誰かに言わせている、と読まれることもあります。chaff はその人が本当に言ったかを知りませんが、確かめる相手が書かれていないことは言えます。鉤括弧や引用符で引いた言葉のすぐ前かすぐ後ろに話し手が書かれていて、その話し手が「アナリスト」「関係者」のような役の語だけで、名前が無いときに指します(役の語の一覧は言語ごとの語彙表 unnamed-speaker にあります)。
指摘しないもの
話し手に名前があれば見ません。役の語の後ろに名前が続くもの(アナリストの森花子氏)、話し手の句に「氏」「さん」「様」「教授」のような名前に付く語があるものは、名前を出したと見ます。一人に決まる役(代表取締役社長、当社CEO)は役の語の一覧に無いので見ません。「同アナリスト」「このアナリスト」のように前に名前を出した人を指し直すもの、題名を示した文書(『2026年版在庫白書』によれば)、役の語が話し手でないもの(専門家会議の報告書)も見ません。10字に満たない短い引用は語や名前を引いたものと見て読みません。プレスリリースと報告書だけで見ます。ほかの文書で人の言葉に出典が無いことは quote-without-source が見ます。
止める・ゆるめる
技術的な情報
- 層
- L2
- 状態
- 安定
- 重さ
- 情報
- 対象の言語
- 日本語と英語
- 向いている文章
- business/press-release, business/report, legal, docs, academic, literature, speech
強さ(段階)
chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。
| strict | 注意 |
|---|---|
| normal | 情報 |
| relaxed | 情報 |
このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。
ジャンルごとの動き
- 既定で動くジャンル
- business/report, business/press-release
- このルールを止めるジャンル
- legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper, literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play, speech/address, speech/transcript
- このルールが向かず、見ないジャンル
- technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/email, business/meeting-notes
指摘の文
「{quote}」の話し手が「{speaker}」とだけ書かれていて、名前がありません
このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/quote-unnamed-speaker.yaml