人の言葉として引いた文に出典がない
quote-without-source既定で動く(情報)日本語 / 英語
「〜は『…』と述べた」のように人の言葉として引いたのに、同じ段落に出典の無い所
例
直し方
同じ段落に出典を書いてください。Web で読めるならリンクを、本や論文なら「(著者, 書名, 年)」か脚注を付けます。出典が見つからないなら、言い回しを確かめられるまで人の言葉としては引かないでください。`chaff cite --scaffold <文書>` がこうした引用を引用.json のひな形にするので、source に出典のファイルを書いて `chaff cite <引用.json>` を動かせば、その言葉が出典に本当にあるかを照らせます。
なぜ指摘するのか
「〜は『…』と述べている」のように人の言葉として引いた文は、読み手がその人の言葉だと信じて読みます。出典が無いと、本当にその人がそう言ったのか、言い回しが正しいのかを誰も確かめられません。人から人へ伝わるうちに言葉が変わったり、言った人が入れ替わったりするのは、引用でいちばんよく起きる誤りです。chaff はその人が本当に言ったかを知りませんが、確かめる手がかりが無いことは言えます。鉤括弧や引用符で引いた文の直後か少し前に、誰かに帰する言い回し(「と述べ」「によれば」。語の一覧は言語ごとの語彙表にあります)があり、同じ段落にリンクも脚注も番号の引用も括弧の中の年も無いときに指します。Markdown の引用(`>`)の終わりかすぐ次の行に「— 名前」と書いた引用も、名前の行と引用の中に出典が無ければ指します。
指摘しないもの
短い鉤括弧(「保存」ボタン、「出典」という語)は語や名前を引いたもので、人の言葉ではないので見ません。誰かに帰する言い回しが引用のすぐ後ろ(「…」と述べた)か少し前(によれば「…」)に無い引用は、書き手自身の言葉か、題名や言い換えなので見ません。「…」と述べる方が適切です、「…」と書くべきです、のように言い方を勧める続きは、人の言葉を引いていないので見ません(続きの一覧は語彙表 quote-advice にあります)。引用の前に誰かに帰する言い回しがあれば(山田氏によれば「…」と言う方が適切だ)、勧めでも人の言葉として見ます。同じ段落にリンク、URL、脚注([^1])、番号の引用([3])、括弧の中の年((1975)、(1999年))があれば、出典を書いたと見ます。「— 名前」の行が無い `>` の引用は、誰の言葉かを示していないので見ません。「— 名前、書名(1975)」のように名前の行に年やリンクがあれば、出典を書いたと見ます。出典が正しいかは見ません。それは `chaff cite` が照らします。記事(ブログ、エッセイ)と論文で見ます。組織の記事は取材した人の言葉を、プレスリリースや報告書は自分たちの言葉や題名で示した文書を引くので、手順書、仕様、契約や法令、小説、話し言葉とあわせて既定で止めています。
止める・ゆるめる
技術的な情報
- 層
- L2
- 状態
- 安定
- 重さ
- 情報
- 対象の言語
- 日本語と英語
- 向いている文章
- blog, academic, docs, legal, literature, speech
強さ(段階)
chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。
| strict | 注意 |
|---|---|
| normal | 情報 |
| relaxed | 情報 |
このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。
ジャンルごとの動き
- 既定で動くジャンル
- blog/tech, blog/essay, academic/paper
- このルールを止めるジャンル
- blog/owned-media, legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play, speech/address, speech/transcript
- このルールが向かず、見ないジャンル
- technical/spec, technical/readme, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes
指摘の文
「{quote}」を人の言葉として引いていますが、出典(リンク、脚注、書誌)がありません
このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/quote-without-source.yaml