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規定の文末が、決めた書き方と違う

requirement-modalchaff.yaml に書いたとき日本語 / 英語

規格・規程の文末が、チームの選んだ決まり(JIS Z 8301 など)と違う所(選んだときだけ)

例

指摘される文
試験の前に、試料を乾燥させるべきである。
chaff の出力
1:15 「べきである」は使わない形です。「することが望ましい」と書きます
直した文
試験の前に、試料を乾燥させることが望ましい。
chaff の出力
指摘なし
この例で使った chaff.yaml
genre: technical/spec options: requirement-modal: standard: jis-z8301-2019

直し方

文が言っていることが要求・推奨・許容・可能性のどれかを決めて、その形に直してください。推奨なら「…することが望ましい」、許容なら「…してもよい」、可能性なら「…可能である」「…場合がある」です。

なぜ指摘するのか

規格や規程は、要求・推奨・許容を文末の形で書き分けます。読み手は文末で、守らなければならないのか、望ましいだけなのか、してもよいのかを読み取ります。JIS Z 8301:2019 は、推奨に「…すべきである」を、許容と可能性に文末の「…できる」を使わないと決め、「…することが望ましい」「…してもよい」「…可能である」を使います。英語では、米国連邦政府の Plain Language Guidelines が、義務には曖昧な "shall" ではなく "must" を使うとしています。どちらもチームが選ぶ決まりなので、options で決めたときだけ見ます。

指摘しないもの

options で決めなければ何も見ません。「できる」は文の終わりだけを見ます(JIS は能力を示す「できる」を文の途中で使うのを認めています)。

止める・ゆるめる

この一か所だけ黙らせる(文書に書く)
<!-- stet: requirement-modal — 理由 -->
チームでゆるめる(理由は chaff.yaml にコメントで残ります)
npx chaffjs relax requirement-modal --why "理由"
チームで止める(chaff.yaml)
rules: requirement-modal: off
技術的な情報
層
L2
状態
安定
重さ
注意
対象の言語
日本語と英語
向いている文章
business, technical, blog, legal, docs, academic, literature, speech

強さ(段階)

chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。

strictエラー
normal注意
relaxed情報

このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。

ジャンルごとの動き

既定で動くジャンル
technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes, legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper, literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play, speech/address, speech/transcript

ジャンル

指摘の文

「{matched}」は使わない形です。「{preferred}」と書きます

根拠にした文献

このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/requirement-modal.yaml