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修正の向きと表の数字が逆

revision-direction-mismatch既定で動く日本語 / 英語

「上方修正」と書いたのに、表の今回の予想が前回より小さい所

例

指摘される文
通期の業績予想を上方修正します。 | 項目 | 前回予想 | 今回予想 | | --- | --- | --- | | 売上高 | 5,200 | 5,000 |
chaff の出力
5:17 「上方修正」と書いていますが、「売上高」は前回の 5,200 から今回の 5,000 へ逆に動いています
直した文
通期の業績予想を下方修正します。 | 項目 | 前回予想 | 今回予想 | | --- | --- | --- | | 売上高 | 5,200 | 5,000 |
chaff の出力
指摘なし

直し方

修正の向きの語と、表の前回・今回の数字のどちらが正しいかを確かめて、ほかを直してください。項目によって向きが違うなら、項目ごとに書いてください(「売上高を下方修正し、営業利益を上方修正します」)。

なぜ指摘するのか

業績予想の修正で「上方修正します」と書いた下の表で、今回の予想が前回の予想より小さいと、読み手は文と表のどちらを信じればよいか分かりません。去年の発表文を写して数字だけ差し替えたときや、表の列を入れ違えたときに起きます。前回の予想の列(前回発表予想・前回予想)と今回の予想の列(今回修正予想・今回予想)を持つ表、またはその二つを行に持つ表と、同じ節(見出しから次の見出しまで)に書いた修正の向きの語(上方修正・増額修正・下方修正・減額修正。「引き上げ」「引き下げ」は同じ文に「予想」「見通し」があるときだけ)を比べます。向きの語の文が項目(売上高・営業利益)を名指していればその項目を(「営業利益(百万円)」は括弧を除いた「営業利益」でも名指したことにします)、名指していなければ表の最初の項目を見ます。

指摘しないもの

節の中に上へと下への向きの語が両方ある節、向きの語の無い節、前回と今回の列(行)が一つずつ無い表は比べません。名指した項目が上と下の両方に動いているとき(向きの語がどの項目のことか決まらない)、升が数でない(「―」「未定」)とき、前回と今回の升に書いた単位が違うとき、値が変わっていないときは言いません。項目を名指さない文では、表の最初の項目だけを見ます(二つ目からの項目が逆に動いていても言いません)。

止める・ゆるめる

この一か所だけ黙らせる(文書に書く)
<!-- stet: revision-direction-mismatch — 理由 -->
チームでゆるめる(理由は chaff.yaml にコメントで残ります)
npx chaffjs relax revision-direction-mismatch --why "理由"
チームで止める(chaff.yaml)
rules: revision-direction-mismatch: off
技術的な情報
層
L3
状態
安定
重さ
注意
対象の言語
日本語と英語
向いている文章
business, technical, blog, legal, docs, academic, literature, speech

強さ(段階)

chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。

strictエラー
normal注意
relaxed情報

このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。

ジャンルごとの動き

既定で動くジャンル
technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes, legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper, speech/address, speech/transcript
このルールを止めるジャンル
literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play

ジャンル

指摘の文

「{word}」と書いていますが、「{item}」は前回の {previous} から今回の {revised} へ逆に動いています

このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/revision-direction-mismatch.yaml