残高が前の行から計算した値と合わない
running-balance-mismatch既定で動く日本語 / 英語
返済表や明細の残高が、前の行の残高からの足し引きと合わない所
例
直し方
この行と前の行の残高、この行の金額のどれが正しいかを確かめて、ほかを直してください。
なぜ指摘するのか
返済予定表の「お支払後の残高」、通帳や入出金明細の「残高」、在庫表の「在庫」は、前の行の残高にその行の動きを足し引きした値です。読み手は引き算し直さずに信じます。一つの行の数字だけを直したとき、桁を打ち間違えたとき、行を別の表から写したときに食い違います。どの列が残高で、どの列がその行の動きかは、列の見出しの語(残高、元金、返済額、利息、入金、出金、Balance、Principal、Payment、Interest、Deposit、Withdrawal)だけで決めます。列の並びでは決めません。元金の列があれば、残高は前の行の残高から元金を引いた値です。元金の列が無く、利息の列も無ければ、支払額を引いた値です。入金と出金の列のある表では、前の行の残高に入金を足し、出金を引いた値です(空の升と「-」は0)。書いた数はどれも、最後の桁の半分までの丸めを認めます。言うのは表ごとに最初に合わない行だけです。一つの行の残高を打ち間違えると次の行も合わなくなるので、そこで止めます。
指摘しないもの
残高の列が一つに決まらない表、元金の列も支払額の列も入出金の列も無い表、利息の列があって元金の列が無い表、返済の列と入出金の列の両方がある表、日付の列も回(番号)の列も無い表(口座ごと・品目ごとの一覧かもしれない)、「入出金」のように一つの列が両方の向きを書く表は比べません。残高や金額の升が数でない行(—、▲1,000、(1,000))、単位の書き方が違う行、合計の行は比べず、次の行からまた数え始めます。入金と出金がどちらも空の行(前月繰越)も、そこから数え始めます。回の列の番号が増えていかない表、返済の表で残高が最後の行のほうが大きい表(並びが逆)は比べません。丸めで届く差は言いません。
止める・ゆるめる
技術的な情報
- 層
- L3
- 状態
- 安定
- 重さ
- 注意
- 対象の言語
- 日本語と英語
- 向いている文章
- business, technical, blog, legal, docs, academic, literature, speech
強さ(段階)
chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。
| strict | エラー |
|---|---|
| normal | 注意 |
| relaxed | 情報 |
このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。
ジャンルごとの動き
- 既定で動くジャンル
- technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes, legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper, speech/address, speech/transcript
- このルールを止めるジャンル
- literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play
指摘の文
残高「{balance}」は、前の行の残高とこの行の金額からは {computed} です
このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/running-balance-mismatch.yaml