冒頭や要約の値が本文と違う
summary-fact-mismatch既定で動く日本語 / 英語
冒頭や概要の節に書いた値(締切、料金など)が、本文の同じ項目の値と違う所
例
直し方
本文と要約のどちらが正しいかを確かめて、もう一方を直してください。
なぜ指摘するのか
冒頭や「概要」の節は、本文を読まない人も読みます。そこに書いた値が本文と違うと、要約だけを読んだ人が間違った値を持ち帰ります。本文を直したあとに、要約を直し忘れると起きます。最初の見出しより前の文と、概要・要約・まとめの節の「項目:値」「項目は値です」を、本文の同じ項目の値と比べます。英語の文書では、名前の無い数も、数える動詞と数えるもの(We gained 52 new customers)が同じ本文の数と比べます。要約の「誤りの率は 2.4% から 1.6% に」は、本文が同じ項目を二つの条件(導入前と導入後、無いときとあるとき、2025年と2026年)で書いた二つの値と組にして比べます。冒頭の「11月9日から提供します」のような出来事の日付は、本文で同じ出来事の語(提供、発売、開催)と日付を一つずつ持つ文の日付と比べます。本文の値が一通りに揃っていて、要約の値がそれと違うときだけ指します。
指摘しないもの
本文に同じ項目の値が二通り以上あるとき(回ごと、対象ごとの値)は、要約がどれと合うべきか決まらないので言いません。単位の違う値、条件の付いた値(「3,000円から」)も比べません。「XからYに」は、本文の文に同じ項目の名前があり、二つの値のどちらの条件も読めたときだけ比べます。幅(ranging from 10 to 20)は変化ではないので比べません。出来事の日付は、年月日まで書いた日付どうしだけを比べます。日付が二つある文(期間)や、別の出来事の語も持つ文(発表した日と提供する日)、冒頭の文に無い名前(別の製品)を持つ本文の文は比べません。
止める・ゆるめる
技術的な情報
- 層
- L3
- 状態
- 安定
- 重さ
- 注意
- 対象の言語
- 日本語と英語
- 向いている文章
- business, technical, blog, legal, docs, academic, literature, speech
- 文書から読み取るもの
- quantities
強さ(段階)
chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。
| normal | 注意 |
|---|---|
| relaxed | 情報 |
このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。
ジャンルごとの動き
- 既定で動くジャンル
- technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes, legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper, speech/address, speech/transcript
- このルールを止めるジャンル
- literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play
指摘の文
冒頭・要約の「{label}」 {value} が、本文の {other} と違います
書き直しの深さ(chaff fix-plan --depth): light — 語と文を直す。構成と文体は残す
このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/summary-fact-mismatch.yaml