期限を「速やかに」のような語で残している
vague-deadline既定で動く(情報)日本語 / 英語
ほかの期限を日数で書いた契約で、一部の期限だけを「速やかに」「遅滞なく」と書いた所
例
直し方
「通知を受けた日から7日以内に」のように、起点と日数で期限を書いてください。急ぐことを伝えたいだけなら、「速やかに、遅くとも7日以内に」のように数の期限を添えます。
なぜ指摘するのか
契約の義務に「速やかに」「遅滞なく」とだけ書くと、何日目までなら守ったことになるのかを、当事者がそれぞれ自分に都合よく読みます。争いになったとき、守ったかどうかを決める物差しがありません。期限は「通知を受けた日から7日以内に」のように数で書くと、誰が読んでも同じに決まります。期限をどう書くかは書き手が決めることなので、chaff は、ほかの期限の多くを数で書いた文書の中で、期限を読み手に決めさせる語(語の一覧は言語ごとの語彙表にあります)を少ないほうとして指します。数の期限(日以内、営業日)を書いた文が、その語を書いた文より多いときだけで、その語と同じ文に数の期限があれば指しません。
指摘しないもの
数の期限を書いた文が、期限を読み手に決めさせる語を書いた文より多くない文書では、書き手がそう書くと決めたとみなして指しません。同じ文に日数の期限(7日以内、5営業日)があれば指しません(「速やかに、遅くとも7日以内に」)。権利を定める文(「速やかに本契約を解除することができる」)は、誰かが守る期限ではないので見ません。今すぐを言う「直ちに」と、解除の手続きの決まった言い方「相当の期間を定めて催告し」は見ません。法令は「速やかに」「遅滞なく」「直ちに」を段の違う決まった語として使うので見ません。判決は法令や契約を引いて書くので、特許は期限を定めないので見ません。契約書・規約のジャンルで見ます。
止める・ゆるめる
技術的な情報
- 層
- L2
- 状態
- 安定
- 重さ
- 情報
- 対象の言語
- 日本語と英語
- 向いている文章
- legal, docs, academic, literature, speech
強さ(段階)
chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。
| strict | 注意 |
|---|---|
| normal | 情報 |
| relaxed | 情報 |
このルールには数える上限がありません。段階は指摘の重さを変えます。relaxed にすると指摘は消えずに一段軽く出ます。
ジャンルごとの動き
- 既定で動くジャンル
- legal/contract
- このルールを止めるジャンル
- legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper, literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play, speech/address, speech/transcript
- このルールが向かず、見ないジャンル
- technical/spec, technical/readme, blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes
指摘の文
「{word}」では期限が決まりません。何日以内かを数で書くと、守ったかどうかを決められます
書き直しの深さ(chaff fix-plan --depth): light — 語と文を直す。構成と文体は残す
このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/vague-deadline.yaml