謙譲語を相手の動作に使っている
humble-for-others既定で動く日本語
「伺ってください」「拝見してください」「申される」のように、謙譲語を読み手や第三者の動作に使った所
例
指摘される文
資料は受付で拝見してください。
chaff の出力
1:1 「拝見してください」は謙譲語を相手の動作に使っています
直した文
資料は受付でご覧ください。
chaff の出力
指摘なし
直し方
尊敬語に直してください。「伺ってください」は「お越しください」、「拝見してください」は「ご覧ください」、「申されました」は「おっしゃいました」です。
なぜ指摘するのか
謙譲語(伺う・拝見する・申す・参る)は、自分の側の動作を低めて相手を立てる語です。「伺ってください」「拝見してください」のように読み手の動作に使ったり、「申される」のように尊敬の「れる」を付けたりすると、読み手を低めることになり、失礼に読まれます。
指摘しないもの
一覧にある形だけを見ます。「何とも申されません」のように今の打ち消しで可能と決まる言い回し(自分が言えないこと)は見ません。「伺われる」は「窺われる(うかがえる)」と同じ字になるので見ません。「お伺いください」「ご持参ください」のように認める手引きがある形も見ません。小説の台詞にはわざと崩した敬語があるので、文学のジャンルでは見ません。
止める・ゆるめる
この一か所だけ黙らせる(文書に書く)
<!-- stet: humble-for-others — 理由 -->
チームでゆるめる(理由は chaff.yaml にコメントで残ります)
npx chaffjs relax humble-for-others --why "理由"
チームで止める(chaff.yaml)
rules:
humble-for-others: off
技術的な情報
- 層
- L3
- 状態
- 安定
- 重さ
- 注意
- 対象の言語
- ja
- 向いている文章
- blog, business, legal, docs, academic, literature, speech
強さ(段階)
chaff.yaml の rules にこの名前と段階を書くと変わります。書かなければ、ジャンルが決めた段階で動きます(どのジャンルで動くかは下の「ジャンルごとの動き」にあります)。
| strict | 当てはまる形が 1 箇所あれば指摘 |
|---|---|
| normal | 当てはまる形が 1 箇所あれば指摘 |
| relaxed | 当てはまる形が 2 箇所あれば指摘 |
ジャンルごとの動き
- 既定で動くジャンル
- blog/tech, blog/essay, blog/owned-media, business/proposal, business/report, business/email, business/press-release, business/meeting-notes, legal/contract, legal/statute, legal/judgment, legal/patent, docs/manual, docs/faq, docs/glossary, academic/paper, speech/address, speech/transcript
- このルールを止めるジャンル
- literature/fiction, literature/essay, literature/poetry, literature/play
- このルールが向かず、見ないジャンル
- technical/spec, technical/readme
指摘の文
「{matched}」は謙譲語を相手の動作に使っています
書き直しの深さ(chaff fix-plan --depth): light — 語と文を直す。構成と文体は残す
このページはルールの定義ファイルから作られています:packages/chaff/rules/humble-for-others.yaml